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目分量と着眼点

まど♀です。

今朝食パンを切っていたらいつもより厚さが薄くなってしまいました。

私はどうも目分量が苦手です。

何センチぐらいに食材を切るとか、調味料を入れる量だとか。

調味料は大体スプーンやお玉で何杯分…といった感じに計っています。

それでも味付けが気になり、何度か味見して、だんだん味が分からなくなったり^^;

 

前からマトに、計らず目分量(感覚)を養った方がいいよ、と指摘されていたのですが、進歩せず。

 

「そもそも絵を描くなら目分量が出来る筈だよ、構成は全て自分の感覚でしょ。

時々黄金比を取り入れようとする人もいるけど、あれは意図的にやるのでは無く、感覚で描いたら偶然そうなっていた、ぐらいでないと面白くないよ。」

と、言われました。

 

「それから、基本的に味見はあまり意味がないよ。火に掛けている最中と盛り付けてからでは温度が違うから味が変化する。

調味料を後から足すと、火の通りが均一でなくなる。

最初に使う量を一発で決めるつもりでやらないと。」

 

難しいです(>_<)

 

「それが感覚を養うってことだよ^ - ^」

 

ごもっとも。

でも、煮込み料理で醤油を鍋に入れると、お湯や具に混ざるからどのくらい入れたか忽ち分からなくなるのですが。

 

「流動中の量と秒数で計るんだよ。」

 

そうだったのか、鍋に入った直後の醤油ばかり見ていた。

 

「ということは着眼点が違うってことだ。」

 

うーん、私は普通の人と見る箇所がずれているのかもしれない。

それは今迄も感じた事があるので、何とかしたい…。

 

「いや、僕の方こそ普通の人と違うのかもしれない。

正しい、間違いでは無く、着眼点がそれぞれ違うのに気付けた。まずはそれが収穫じゃないか。」

 

確かに。

さっきまで失敗したなぁと落胆していた気持ちが軽くなってきました(・ω・)

 

今朝から目分量と着眼点の話でした。

別にスピリチュアル云々ではなく、日常生活の中で観察力や感覚を養うことは大切ですね。