まど♀です。
以前リビングの模様替えも兼ねて、家中のクリスタルを整理していた時です。
自分なりに種類別・大きさ別に分けて並べました。
それをマトが見たところ、
「う~ん、エネルギー的にバラバラで何をしたいのか全く分からない…」
と言われてしまいました。
はい、思いっきり見た目で分けていましたから(ー ー;)
「何というか…あまり適切な表現ではないかもしれないけど、人間の中には遊び人みたいな人と仙人のような人がいるとする。
クリスタルも同様なんだ。
それこそ意識レベルの高いクリスタルにはマスタークリスタルの特徴が現れる。
遊び人達の中に仙人を1人混ぜたりするとどうだろう?或いはその逆も。
僕は出来るだけ似た者同士で一緒にしてあげたいな。」
言いたい事はよく分かるんですが、私にはまだクリスタルのエネルギーをマト程感じられないのです。
イシス・ダウ・ファントムなど、見た目で分かる範囲ならマスタークリスタルの特徴別に分ける事は出来ます。
ただ、エネルギーとなると現状では難しいです。
例えば私が悩むのは、レムリアンシードです。
これは薄ピンク色でレムリアンリッジが付いていればレムリアンシードというわけではありません。
私が見分ける時のポイントは、特有の磨りガラスの様な感触がある事と、カブラル産である事です。
しかし本来はこういった選び方では無く、エネルギーを感じ取ってこそのレムリアンだと思います。
上記の特徴に当てはまらないものもありますし…。
後日、マトがクリスタルのペンダントを見せてくれました。
「これはピンクレムリアンだよ。」
レムリアンシードって元々淡いピンク色が付いているのに、ピンクレムリアンってどういう事なの?
「普通のレムリアンシードとは色が違うでしょ。だからピンクレムリアン。」
私は無色透明なものと色が濃いピンクの場合は、怪しいので迂闊にレムリアンと認めないようにしてきました。
(あくまで淡いピンク色にこだわっていました)
また、ペンダントのレムリアンは磨りガラスの質感ではなく、エレスチャル化の様な艶がありました。
見た目が一般的なのと違うのは分かるけど、これ本当にレムリアンの一種なの?
マトは頷きます。
「だって、エネルギーが普通のクリスタルと全然違うじゃないか。」
そう言われても…じっくり見ても分かりません。
「そもそもじっくり見て感じるのではなく、見た瞬間にビビッとくるものだと思うけどなぁ。
明らかに只者ではないじゃないか。」
いや、綺麗だとは思うんですが、レムリアンかどうかが分からないんです。
レムリアのエネルギーとか、さっぱりで。
「じゃあまさか、気付いてないの?
ウチにはこれ以外に2つピンクレムリアンがあるよ。」
そうなの(°_°)
ウチにあるクリスタルは一通り見た筈だけど、知らないよ!
何処にあるの?
「さぁ?だって家中のクリスタルを整理したんでしょ。
僕はお任せしてたから、何処にあるか知らないよ。」
頭が真っ白になりました。
ピンクレムリアンとは知らず、他のクリスタルと一緒に何処かへ収納してしまったのです。
「大丈夫大丈夫。家の中にあるのは確かなんだから、いいじゃないか。」
マトはあっけらかんとしています。
私が「見たい、どれなのか教えて」と訊いても探す気ゼロです。
元々自分がやった事なので、自分で探すしかありません。
私は収納したクリスタルを1つ1つ見直しました。
あれこれ悩んだ末、ペンダントのピンクレムリアンに似てるかな?と感じた候補を選んでマトに見せました。
「左はピンクではなくゴールデンヒーラー系だよ。
右はタンジェリン、レムリアンじゃない。」
ハズレでした(T-T)
「だから、見た目だけでなくエネルギーを感じるんだよ。」
一旦気持ちを落ち着かせ、ペンダントのピンクレムリアンに意識を集中してみました。
僅かにですが、手の特定の部分にエネルギーの感触が来ました。
これを手掛かりにもう一度捜索です。
意外にも、1つのクリスタルが直ぐ目に留まりました。
さっき見た時は気付かなかったのに…
手に取って意識を集中すると、先程と同じ箇所にエネルギーを感じました。
念のため他のクリスタルで試すと、同じ感触は得られませんでした。
私は確信を持ってマトに見せました。
「おぉ、よく分かったね。コレだよコレ。」
やったぁ!
マトの様にビビッとはいかなくとも、達成感がありました。
「言うなれば、とても【高貴な水晶】だよね。
これは当時ネットで買ったんだけど、実はレムリアンとして売られていなくてね。
だから安く手に入った掘り出し物だよ。」
レムリアンとして売られてなかった!?
それにネットって、お店で現物を見た訳じゃないのに、どうしてレムリアンだって分かるの?
「これだけ綺麗なんだから、画像でも直ぐに分かるよ。
こんな希少なものは中々出回らない。
ミネラルショーに行っても見つからないくらいだよ。」
そうだったのか…。
『やっぱり私はまだまだだなぁ』と思いつつも、あともう1つピンクレムリアンを見つけなければなりません。
見つけるぞー!と意気込んでいると、
「え?もう1つを見つけるって、冗談で言ってるんだよね?それとも本当にどれか分からないの⁇」
と言われました。
はい?
「きっと僕をからかって、分からないふりをしてるんだよね?騙されないぞ。」
マトの意味不明発言。
んん、もしや…
私は一際目立つ大きなレムリアンシードに目を向けました。
それはマトが常々『最高のクリスタル』だと言って大切にしている超お気に入りです。
もしかして、これ?
これがピンクレムリアンなの?
「そうだよ!まさか本当に分からなかったの?」
分かりませんでした(ー ー;)
確かによく見ると微妙に他のレムリアンとは色合いが違うけれど、ペンダントやさっき見つけたピンクレムリアンみたいに艶々してないから、違うと思ってました。
「微妙にって、僕からすると全く違うんだけどな…。
そもそもレムリアンと言っても、人間1人1人が違うように、クリスタルも1つとして同じものはない。
皆同じに見える方がおかしいじゃないか。
うーん、まだこれの凄さは分からないかぁ。」
いや、特別なのは分かるつもりです。
この大きさでレムリアンシードで、しかも見事なファントムのシャーマンダウ。
絶妙にカーブしているのも珍しいし…
「そういうマスタークリスタルの特徴は、僕からしたらおまけに過ぎないよ。」
シャーマンダウがおまけ⁈
「何度も言ってるじゃないか。エネルギーが全然違うって。とにかくこれは別格なんだよ。」
ひぇ~、クリスタルの世界はまだまだ奥が深そうです…
こんなやり取りは日常茶飯事です(^_^;)
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