まど♀です。
家の庭には大きなどんぐりの木があります。
この時期には落ち葉が凄いです。
お客さんも来るのでこまめに掃除しているのですが、すぐに落ち葉だらけになります。
しかし庭掃除は苦ではなく、むしろ楽しいです。
自然と共存している実感を持てるからです。
ですが大半の方はどうでしょう?
やはり面倒臭い、大変、と思う方の方が多いのでしょうかね?
因みにマトは、
「落ち葉が出るのは秋だから当然。
むしろ葉が地面に落ちているこの景色は風情があって好きなんだ。
どうして皆直ぐに掃くんだろう。
枯葉になってから掃くなら分かるけど、暫くこの景色を楽しめばいいのに、勿体ない。
まぁ皆にとっては落ち葉はゴミなのかもしれないけどね。」
というご意見。
言われてみると、『落ち葉が散乱している=汚い』というのも世間に擦り込まれた常識なのかもしれません。
(「葉や土は嫌、コンクリートの地面が好きだわ」という方の意見も否定はしませんが…)
自分の視点を変えてみると、落ち葉一つとっても認識が変化するので面白いです。
「森や山というのは自然の神秘なんだ。
人間が手を加えないと森が死んでしまうなどと言って枯れ木を伐採して植林している場所があるけど、木は本来根っ子でネットワークとして繋がっているんだ。
実際、人の手が介入している里山では土砂崩れが起きているはずだ。
では人間の助けがないと本当に森が死んでしまうかというと、そうではない。
奄美大島の原生林なんて立派じゃないか。」
確かに。
その理屈だと、無人島なんて全て枯れてしまいますよね。
学生の頃、授業の一環で里山見学をしました。
「間伐をしなければ森が枯れてしまう、間伐材の活用法を模索している」と教わりましたが、本当に間伐って必要?人間の都合で上質な秋田杉を取りたいだけじゃないの?と疑ってみたり…(^_^;)
「山も本来は神聖な場所であり、人間があまり立ち寄るべきではないんだ。
なのに登山をして人間は山を制覇したがる。
人間はどうしても自分たちの手中に収めようとする。」
実のところ、人間のする事はよく分からない(ー ー;)
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