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北方領土とバベルの塔

まど♀です。

最近北方領土を巡り、某議員さんの発言が問題視されていますね。

私はニュースを見て、

『そもそも北方領土って本来は何処の国に属するんだろう』

と疑問を持ちました。

学校で教わった内容は殆ど忘れてしまったし、寧ろ今では歴史の教科書の内容に疑いさえ持っているし…(必ずしも真実が書かれているとは限らないので)

うろ覚えだけど、元はアイヌ民族が住んでいた筈。

日本でもロシアでもないのでは?

 

歴史を辿っていくと切りが無い気もします。

マトに意見を求めて

『北方領土って、元は何処のものだっけ?』

と訊いてみると

 

「地球」

 

と一言だけ返ってきました。

 

ああ、そうだった。

領土とか国境とか、そんなものは人間が勝手に決めたもの。

本来ならば戦争を無くし、世界が一つに統一されなければならない時代を迎えているというのに。

 

 

バベルの塔のお話を思い出しました。

 

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【バベルの塔】

転載元:ウィキペディア(Wikipedia)より

 

全ての地は、同じ言葉と同じ言語を用いていた。東の方から移動した人々は、シンアルの地の平原に至り、そこに住みついた。そして、「さあ、煉瓦を作ろう。火で焼こう」と言い合った。彼らは石の代わりに煉瓦を、漆喰の代わりにアスファルトを用いた。そして、言った、「さあ、我々の街と塔を作ろう。塔の先が天に届くほどの。あらゆる地に散って、消え去ることのないように、我々の為に名をあげよう」。主は、人の子らが作ろうとしていた街と塔とを見ようとしてお下りになり、そして仰せられた、「なるほど、彼らは一つの民で、同じ言葉を話している。この業は彼らの行いの始まりだが、おそらくこのこともやり遂げられないこともあるまい。それなら、我々は下って、彼らの言葉を乱してやろう。彼らが互いに相手の言葉を理解できなくなるように」。主はそこから全ての地に人を散らされたので。彼らは街づくりを取りやめた。その為に、この街はバベルと名付けられた。主がそこで、全地の言葉を乱し、そこから人を全地に散らされたからである。— 「創世記」11章1-9節

 

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聖書で何処まで真実が語られているのかは分かりませんが、【彼らは一つの民で、同じ言葉を話している。】という部分にはとても惹かれます…。

 

皆が同じ言語だったら、学生時代に英語の試験などせずに済んだかもしれないのに!

…というのは半分冗談ですが。

 

もっと物事を大局的に見なければいけないな、と感じました。(いつも言われているのですがね)

 

 

 

【おまけ】

 

『でももしバベルの塔が完成していたら面白そうだな~』と呟くと…

 

「何言ってるの。バベルの塔なんて人類の傲慢による産物だぞ。」

 

とマトに言われました。

 

え、別に良いじゃない。天まで届く塔なんてロマンだよ!

 

「天に届きたければ自分の内側と繋がればいいのだ。

それを外側に求めるからおかしくなるんだよ。

今はスカイツリーもそうだが、バベルの塔もどきが地球上に沢山あるね。

まぁスカイツリーなんて高さ的にはまだ可愛いものだけど。」

 

 

うーむ、やはり自分の視点はまだまだ浅いようですね(^-^;)