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引力は意識(2009)

マトがmixiへ投稿した過去の記事を掲載します。

 (主要な部分を抜粋し、一部省略しています)

 

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【2009年6月24日 引力は意識】

 

 

「宇宙は情報とエネルギーで出来ている」 

数年前、ヨガと瞑想の師から教わった言葉です。その意味の取り方は人により様々でしょうが、これは光透波であり、真実です。 

アイザック・ニュートンはリンゴが木から落ちるのを見て万有引力を発見しました。 

「発見」とは高次からのインスピレーションです。それ自体は真理です。 

そこに人間のエゴが絡むと真理から遠ざかってしまいます。 

ニュートンの発見をもとに「ニュートン力学」と呼ばれる物理法則が発展し、私たちが中学や高校で学ぶ科学知識の基礎となっています。 

その後ニュートン力学では説明できない現象が観察されるにつれ、新しい理論としてアルバート・アインシュタインの「相対性理論」が基礎となりました。アインシュタインの最初の閃きも高次からのヒントです。そしてアインシュタイン自身は現象の奥に神の存在を感じ取りましたが、それは科学にとっては無視すべき戯言でした。 

そう、ニュートン力学も相対性理論も宇宙の真理から見たらまだまだ幼稚なのでしょうね。 

幼稚とは言ってももっと難しい数式を並べればいいというものではありません。 

真実と真理を知るための素直な心での観察と叡智を受け入れる謙虚さを持てばいいのです。 


引力、重力が何故発生するか? 

それは重さ(質量)のあるものには必ず引力があるという実に曖昧な説明です。重さによって引力の強さが変わるということを科学を学ぶ上での前提常識として刷り込まれます。

身の回りで最も大きな引力をもつのは星ですね。 

 

 

星がどうやって出来るかという説明を宇宙物理学では、宇宙に漂う星間物質(明るい光)の密なる部分で星のもと(赤ちゃん)が誕生すると言います。天体望遠鏡での観察ではそれは渦巻きのように見えます。 

へぇ~、ああやって渦の中心に物質が集まって行くんだ・・・ 

多くの人は先生の説明に疑問を持たないでしょう。 

でもちょっと待って下さい。 

渦という回転運動で発生するのは遠心力。 

つまり外に広がる力です。 

あれ~?? 

それでは何故に物質が中心に集まるのでしょう? 

先生たちは誰も答えを出せません。 


それは「意識」が物質を引き寄せていくのです。 

より正確には「意識」という情報が物質のもとである「光」というエネルギーを集め、物質を形成していくのです。 

意識の望むまま、大きく明るい星や、小さく暗い星になっていきます。 

意識は互いに繋がっていて、宇宙は調和しています。 


たまに強欲な意識が限りなく物質を集めたがり、ブラックホールと呼ばれます。 

逆に際限なく星のもと(光)を放出するホワイトホールがあります。 

 

 

身の回りで最も小さな引力は「原子」でしょう。 

原子は原子核と電子で構成されています。 

その比率は例えば小学校の校庭の真ん中に陽子というサッカーボールがあって、校庭の周囲をパチンコ球の電子が勢いよく回っています。電子が飛んでいかないのは「電荷」の力と説明される意識です。 

原子同士がくっついて分子を構成したり、分子同士がくっついたりするのをファンデルワールス力という正体不明の力で説明されますが、意識です。 

私たちの身体はそうした無数の意識の集合体なのですね。 

物質的な観点からは私たちの身体を含めたあらゆる「物」は99%が空間・・・ 

それは「空」とか「無」といった感覚で表されることでしょう。 

しかし、その空間には実はエネルギーが充満しています。 

物に宿る意識が物を引き寄せるエネルギー・・・それが「愛」です。 

瞑想において、「無」を味わうのは物質的な感覚からの超越・・・ 

しかし、その先には「愛」溢れる空間認識があります。 

それはヴィジョンとして「光」となるでしょう。 

 

 

私たちはそれぞれが光の存在であり、手を繋ぎあって愛の絆というネットワークを地上に広げていくのです。 

光の存在とは何も特別な能力を指しているのではありません。 

自分の内なる魂に気付き、魂の悦びを自らの悦びとすること。 

それだけです・・・