まど♀です。
マトに指摘されて驚いた事がありました。
「最近のマドの話し方について分析していたのだけど…
近頃マドは『~~だよね、マトさん?』と、用件を言ってから僕の名前を呼ぶ。
今までなら『マトさん、~~だよね?』と名前を先に呼んでいたけど。」
…??何か問題でも?
「人は自分の名前を呼ばれると反応するものだ。
そうだな、例えば…
『マドさん、~~についてどう思いますか?』
と訊かれたとする。
おそらくマドは自分の名前を呼ばれた瞬間に反応し、質問に対して普通に返答するだろう。
ところが『~~についてどう思いますか、マドさん?』と順序が変わると、
マドは『~~についてどう思いますか』の部分まではぼんやり聞いていたとして、
『マドさん?』と名前を呼ばれた瞬間に『えっ、私?』と慌てて反応する。
『どうしよう。直前まで何の話をしていたっけ?』とまずは思い出すところから始め、
『そうだ![~~についてどう思いますか]だった』と思い出し、焦りつつ返答する。
そういう感じ。」
う~ん確かに私、そんなタイプです(^‐^;)
「順番を変えるだけで、相手によってはプレッシャーを与える事が出来る。
特にこの話し方は、相手よりも自分の方が立場が上だと思い込んでいる場合にやる傾向が強い。
親が子どもに言い聞かせるみたいにね。」
ひえぇ…すみません(‐_‐;)
ではマトは誰かに話し掛ける際、名前を先に呼ぶよう意識しているのでしょうか?
「勿論。相手に対する礼儀だよ。
ただし意図的に名前を先に呼ばない時もあるよ。集団で議論する時とかね。
『〇〇さん、この問題について意見を述べてください』と先に名指ししておくと、他の者は議題について真面目に考えない場合があるから。
『この問題について意見を述べてください』と言っておき、何も考えてなさそうな人物に『では〇〇さん?』と指名する。」
今の話を聞いて、学生時代を思い出しました。
眠かったりして授業内容を聞きそびれた時に限って『この問題を解いてください、ではマドさん』って先生に指名された事があります。
「それは当然、集中出来ていないのを先生に見抜かれているね。」
嫌なタイミングで指名されるのって、やはり偶然ではなかったのですね。
少し順序を変えるだけでこういった違いが生じるなんて、全く気付きませんでした。
なぜ、いつの間にか自分の話し方が変わってしまったのでしょう?
「テレビの影響だろうね。
特に芸人とかに多いけど、威圧的な態度を取る者が多いから。」
確かにお笑いって、相手に考える余裕を与えさせない雰囲気がします。
パッと話しを振られて即座に面白いリアクションを取ることを要求される世界って感じです。
笑いを取る為とはいえ、早口でまくし立てたり、人を叩いたりしますし。
でもまさか、自分が無意識に影響を受けていたとは…
「これがマインドコントロールだね。」
え、これが?!
マインドコントロールって、もっとこう、思いっきり洗脳されるイメージがありました。
例えば誰か(或いは何か)を崇拝するように仕向けるとか。
「正確に言えば、マインドコントロールの下準備みたいなものだ。
多分マドの場合、誰かに『マド、〇〇先生って素敵だよね』と訊かれたら、
迷いながら『うーん、どうかな…?』と答えるかもしれないが、
『〇〇先生って素敵だよね、マド』と唐突に言われたら、
咄嗟に『え、あ、そうかも…』と答えてしまうかもしれないよ?
さらに何度も繰り返し『〇〇先生って素敵だよね』と聞かされ続けたら、だんだんそんな気がしてきて、すっかり〇〇先生の信者になるという訳だ。」
うわぁ。『ありえない!100%引っかかりません!』と言い切れない自分が情けないです。
これがマインドコントロールの手法なのですね。
しかしこの方法、良い方向に使えませんかね?
「というと?」
例えばの話、マトが毎日のように
『マドってとても頭が良いよね。ね、マド?』
と言い聞かせてくれたら私、滅茶苦茶頭の良い人になっちゃったりして!
「そんな事をしたらマインド(エゴ)が強い人になって、ますますマインドコントロールにかかり易くなると思うよ。」
うっ…じゃあ頭ではなく、
『マドってハートが開いてて、いつも魂に繋がっている人だよね』とか言い聞かせてくれたら…
「ハートが開いている人にマインドコントロールは効かない^‐^」
あ、そっか。だからマトにはマインドコントロールが効かないのですね…。
せこい方法でズルは出来ませんね(^‐^;)
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