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化学結合と人間関係

まど♀です。

マトが唐突に

「化学の結合を人間関係に当てはめてみると面白いぞ。」

と言いました。

 

化学の結合と聞いてパッと思いついたのはイオン結合と共有結合でした。

他にも水素結合などがありますが、おそらくマトが指摘したのは上記の二つだと感じたので、こちらに焦点をあてて考えてみました。

 

 

 では、イオン結合と共有結合について簡単に解説します。

 

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原子核の周りには高速周回する[電子]が存在します。

電子が周回している軌道を[電子殻]と呼びます。

電子殻に入る電子の数には決まりがあり、電子が増えるにつれて電子殻も外側へ増えてゆきます。

内側から順にK殻、L殻、M殻、N殻…と層になってゆきます。

K殻は最大2個まで、L殻は8個、M殻は18個、N殻は32個…と電子が入る数が決まっています。

 

一番外側にある電子を[最外殻電子]と呼び、最外殻電子は最大で8個までとなっています。

最外殻電子の数が満たされると安定した電子配置となり、希ガスと呼ばれます。

(例:最外殻がK殻だと電子が2個ある状態、最外殻がK殻以外だと電子が8個ある状態)

 

原子は安定構造(希ガス)になりたがる性質があり、最外殻を満たすように、または最外殻電子が8個になるように電子を与えたり受け取ったり共有したりするのです。(これをオクテット則という。8という意味のオクトから)

 

希ガス以外の原子は電子が安定しておらず、最外殻電子が余っている状態の原子は電子を放出しやすく(図の※1)、逆に最外殻電子が不足している原子は電子を受け取りやすい(図の※2)性質を持ちます。

電子を放出して正の電荷を帯びた原子を陽イオンと呼びます。

電子を受け取って負の電荷を帯びた原子を陰イオンと呼びます。

そして陽イオンと陰イオンはイオン間に働く静電気力(クーロン力とも呼ばれる)により強く結びつきます。

静電気力による結合を【イオン結合】と呼びます。

 

片方の原子が電子を与え、もう片方の原子が電子を受け取って結合するイオン結合に対し、二つの原子が互いの電子をシェアしあう形で結びつくのが【共有結合】です。

また、共有結合はイオン結合よりも結びつきが強いです。

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解説は以上です。

私自身化学が得意な訳ではなく、なんとなく理解しているつもりなので、より詳しい説明を求められると困るのですが…(化学結合について詳しく知りたい方はご自分で調べてくださいね^-^;)

 

 

さて、これを人間関係に当てはめるとは…?

図を見ていると閃きました。

 

イオン結合は利害関係。すなわちエゴの人間関係の繋がり。

利害が一致しなければ関係は終わる。

対して共有結合は与え合い。すなわち魂の人間関係の繋がり。

損得勘定ではなく、純粋な愛による繋がりに終わりはない。

 

マトが伝えたかったのはこういう事ではないだろうか…と感じました。

 

「閃きが冴えてるね♪まさにそれだよ。」

 

やったー!

 

以前の私なら全てマトから答えを教わっていたかもしれません…。

自分自身でマトの意図に気付けたのは嬉しいですし、感覚を共有出来るのは楽しいものです。

一応私も成長しているのかな?(^-^)

 

 

 

 

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