ショート・ショート
この物語を真実として受け取るか、フィクションとして楽しむかはあなたの自由です。
ではマトの体験物語をどうぞ♪
2012、地球とそこに住まう人類は大きな岐路に立っていた。2011に起きた、いや起こされたフクシマの事故により、大気も海も放射能で汚染されてしまった。何よりも問題だったのは、破壊的なエネルギー波動の蔓延であり、それこそが人類を支配してきた闇勢力の最も好むものなのだ。しかしこのままではマヤ暦に記された区切りを超えることは難しい。
マトはライトワーカーとして地球波動の向上を担う使命を感じ、肉体を持たない高次の存在たちの導きによって最後のチャンスに挑もうとしていた。それはかのホゼ・アグエイアスの遺した秘密、青い手のドリームスペルによる人間パルサー爆弾の実行であった。しかし呼び掛け虚しく必要な仲間たちは集まらず、地球のタイムラインは断たれたかのように見えた。
しかしほくそ笑む闇勢力の知らない裏側に、奥の手は隠されていた。それこそがデネブ・ベガ・アルタイルの大三角形を利用した銀河のエネルギーラインの再構築である。まさに大自然の神秘、日本の秋田に大三角形は投影されていたのである。
十和田湖・田沢湖・八郎潟の三つの水辺は正確に星に関連付けられ、十和田も秋田もそして地球も、マト(〇+)のシンボルを与えられていたのだ。何よりもマト自身が魂の故郷としてのデネブを持ち、イエス・キリスト率いる霊的集団ホワイトブラザーフッドの惜しみない支援を受けていた。その後ろ盾は銀河系最高評議会ハトホルであり、正当なる光の継承者なのだ。
時間切れの迫る中、ついに秘密は解き明かされた。すなわち「かごめのうた」である。そして2012の夏、旧暦の七夕の日に無事に銀河のエネルギーラインは開かれたのだ。
そして後ろの正面に明かされたのはアンタレスとしての鳥海山。ホゼが示したアルクトゥルス・アンタレスの太陽系創造チームとここで繋がったのだ。だがマトは大きな役割を終えて、深い達成感とともに休息へ入った。地球は無事にタイムラインを超えたが、予定されたアセンションは延期された。あろうことかアセンション直前に日本で政権交代が起き、闇勢力が安息の場とすることができたのだ。調べてみるがいい、不正選挙の臭いはあちらこちらに残されている。
マトが再び始動するのは二年後の2014であった。魂の家族達と訪れた鳥海山の麓で不思議な場所を見つけたのだ。そこは見事に銀河のエネルギーライン上に位置し、小さな神社を携えていた。
マトは瞑想によりその地が無限の豊かさの受け取り場であることを感じ、光によって地を開いた。そして循環と還元の大切さを説いて地の所有者に後を託したのだ。
ところがあろうことか僅か数ヶ月にして、無知の火により聖地は燃やされ、受け取り場は消滅した。
翌2015春、マトは鳥海山と筑波山の共通点から銀河のエネルギーラインが関東にミラー投影されていることに気付き、筑波山の麓に再び無限の豊かさの受け取り場を開いた。ところが今度は人々の関心を引くことなく再びの聖地も荒地に変わっていった。
2017、マドというパートナーを得て、光の活動は再開された。
そう、鳥海山も筑波山も夫婦山。一人では新しい扉を開いていく事は困難なのである。
シバの加護を受けたマドは、千葉・茨城の銀河のエネルギーラインをマトと共に開いた。そして神々廻という水の聖地に光を降ろすことにより、三度無限の豊かさの受け取り場を得たのである。それは灯台下暗しの如く、マト邸にあった豊潤の女神像だったのだ。
無限の豊かさ・・・
それはプラネットメーカー、アンタレスによりもたらされる。
豊かさは水の惑星・地球において、水を通して伝えられる。
あなたはただそれを受け取る事ができる。
ただしあなたはそれを循環し還元しなければならない。それはより多くの人への分かち合いである。
私がこうしてあなたに伝えているように、あなたも次の誰かに伝えよう。
そうして豊かさは水が流れる如く広がるのである。