逆立ちといっても、手で支える逆立ちではなく、頭で支える頭立ちです。(手の場合は腕の筋力がないと厳しいです。)両手は頭の後ろで指を組んでます。
最終的には壁なしで出来るようになりたいのですが、なかなか難しいです。
腹筋に力を入れると良い気がするのですが、まだ成功には至っておりません。
マトが頑張る私に対し、逆立ちの意味を改めて教えてくれました。
「逆立ちの目的はね、木になる事なんだよ。」
木?
「本当は木の頭は根っこの方なんだ。根っこが本体で、地球と交信しているんだ。
寧ろ地上に出ている部分はオマケなんだ。逆立ちするとそれが分かるようになる。」
綺麗な花を咲かせて実がなったりするのに、そっちはオマケなの?
「花や実がなるのは他の生命達に奉仕する為だよ。」
では極端な話、木を切っても切り株のように根さえ残っていれば、木にとっては問題ないと?
「多分ね。もちろん、折角成長したのだから切らないに越した事はない。だから僕は『森の維持の為に間伐する』という行為は、木にしてみれば余計なお世話だと思うよ。」
逆立ちと木の話はヨガの先生から教わったの?自分で感じたの?
「自分で感じたんだ。こんなの誰も教えてはくれないよ。
逆立ちは座禅を組むよりも無になりやすいんだ。よって色々な気付きや感覚が湧きやすい。
まぁヨガをする人全員にそういった気付きが芽生えるとは限らないから、人によるけどね。」
うーむ、なるほど。
「おそらく人間が思っているよりもずっと地中での生活は重要なのかもね。
蝉やカゲロウも地中(カゲロウは厳密には水中だが)での生活が長く、成虫になってから地上で生きる時間はとても短い(ただし人間の時間感覚とは違うかもしれない)。地中の生活の方がメインなんだ。
最後に成虫となって地上で空を飛べるのは、ゴールへ辿り着いたご褒美なんだ。その後、三次元の肉体を脱ぎ去る。まさにアセンションだよ。」
マトの受け売り+私なりの感覚ですが、植物や虫や魚って個の意識が薄そうというか、集合意識で生きているイメージがあるんです。
一斉に大量発生するカゲロウの姿や、群れを成して泳ぐ魚の光景を見ると、そう感じます。
私たち人類とは全く異なる意識レベルで生きているのかもしれません…。
逆立ちを極めると、新しい世界を垣間見えるかも?
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