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呼吸を止める

まど♀です。

以前ブログで書きましたが、私は年中鼻炎気味で、くしゃみ鼻水に悩まされております。(昔よりはだいぶ良くなりましたが)

最近は落ち着きましたが、4月~5月頃は大変でした。

花粉が原因なのか、飼い猫の毛が丁度生え変わりの時期でして、猫の毛が原因なのかは分かりませんが…

 

毎朝猫の専用部屋の掃除をするのですが、マトに

「この部屋に居る間、呼吸を出来るだけしないようにしてみたら?

マドはいつも猫部屋掃除の後にくしゃみ鼻水が出るじゃないか。」

と言われました。

 

呼吸をしないなんて、そんな無茶な…

 

「僕だって、この部屋ではあまり口を開かないよ。極力呼吸を止めるようにしてる。」

 

そうなの!?

 

確かに、マトは猫部屋では殆ど喋らず、いつも黙々と作業を済ませています。

(私はついつい猫に話し掛けてしまいますが)

 

「まぁ呼吸を止めると言っても2分くらいまでだけど。」

 

2分も止めるの?無理無理!

 

「2分なんて大したことないよ。

素潜りの達人は10分以上止められるらしい。しかも水圧のかかる水の中で。

それに比べたら僕の2分なんか情けないよ。」

 

私、1分も止められないかも…

 

「とりあえず30秒からだね。」

 

試しに止めてみました。

 

…………………ぷはぁー!!

 

計ってみると最長で1分止める事が出来ました。

2分どころか1分でも相当きついですが、瞑想の中にも【呼吸を止める】というステップがあるので、練習を続けてみました。

取り合えずは止めていられるタイムを延ばすよりも、30秒単位でいいから【吸っては止めて】のリズムを繰り返して慣れようと思いました。

 

「そうそう。息を止めている間、自分を消すイメージを持つといい。

自分が透けて、空気と同化する。すると空気が自分を勝手にすり抜けていくよ。」

 

やってみましたが、空気と同化する感覚はまだ掴みきれていません。

しかし呼吸を止めてみると、身体が温かくなりました。

繰り返し続けると、体全体が熱を持って熱くなるくらいです。

そして頭が、というべきか、意識が軽くなってゆくような不思議な感覚になりました。

 

なるほど。上達すれば、これまで味わった事のない感覚に到達出来るかもしれません。(なかなか難しいですが…)

今迄も【ゆっくり呼吸】の重要性はずっと教わってきました。

1回の呼吸に時間を掛けれられれば掛けられる程良いのかもしれませんね。

 

 

 

さて、ここからはオマケみたいなものです。

場面は変わり、昨晩何気なくテレビを付けると、病気に関する話題が放送されていました。

番組内で問題視されていたのは睡眠時無呼吸症候群でした。

[睡眠時無呼吸症候群:眠っている間に呼吸が止まる症状]

 

呼吸を1分以上止められるようになりたいと願っている自分。

呼吸が10秒以上止まる症状に警鐘を鳴らす世の中。

自分と世間のギャップに笑ってしまいました。

 

睡眠時無呼吸症候群は子ども頃にテレビで知りました。

当時の私は内容を真に受け、怖気づいていました。

それが今では、

『いや、多分そんな簡単に人間は死なない。

自分が気にしすぎたり、危険だと意識すれば危険になるし、自分が大丈夫だと思えば大丈夫だ』

と思えるようにはなりました。

そもそも早口の記事で触れましたが、現代人は起きている間の呼吸を意識する方が優先なのではないでしょうか?

そういう部分をテレビでは報道しないのか。気付いている人が少ないのか…?

 

 

無呼吸の次は認知症の話題が出てきました。

隠れ認知症かどうかをチェックする方法に【スマヌ法】というものが紹介されていました。

二人一組になり、自分の背中に[ス・マ・ヌ]のどれか一字を相手に指で書いてもらい、当てられるかどうかというものでした。

面白半分に『背中に書いて~』とマトに頼みました。

 

マトが何か文字を書きます。

 

…………。

 

今、[ア]って書かなかった?

 

「よく分かってるじゃないか♪」

 

ちょっと![ス・マ・ヌ]のどれかだってば!紛らわしい字を書かないでよ(^-^;)

 

…まぁこんなやりとりはどうでもいいですね。

その後認知症予防のトレーニング法として【一人ジャンケン】が紹介していましたが、そもそも認知症を発症する大きな原因は薬の服用です。

認知症予防ならまずは薬を飲まないようにするのが一番なのですが、やはりそういう事実はテレビでは報道されないのですね~。