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とおりゃんせ その2

まど♀です。

前回綴った【とおりゃんせ】の体験には、少々続きがあります。

以前私の【産土神社】にまつわる体験談を載せましたが、それこそが【とおりゃんせ】の続きのお話なのです。

 

2017年1月3日の光のミッションを終えた後、マトが、

「そういえば、とおりゃんせの二番ってあったっけ?」

と訊いてきました。

 

調べてみると、パッと出てきたのがこれでした↓

 

通りゃんせ 通りゃんせ

ここは冥府の 細道じゃ

鬼神さまの 細道じゃ 

ちっと通して 下しゃんせ

贄のないもの 通しゃせぬ 

この子の七つの弔いに 供養を頼みに参ります 

生きはよいよい 還りはこわい

こわいながらも

通りゃんせ 通りゃんせ 

 

 

…なんだか不気味ですね(^^;)

 

「[七つの弔いに]って…この子死んじゃったんだ。」

とTさん。

 

他にも[贄]という言葉が出てきたり、帰りの字が[還り]となっていたり、幾つか気になる箇所がありました。

 

 

それとは別に[産土神社]の話題が出てきて、私は自分の産土がどこなのかが気になりました。

 

正月休みを終えて合宿が終わり、一度自宅へ帰った際に母に訊いたところ、『お宮参りをしていないので産土神社はない』と判明しました。

次の土日に再びKさん宅へ行き、皆に報告しました。(まだマトが秋田に滞在していたので、仕事が休みの日に通っていました。)

 

産土神社が無いなら、これからお気に入りの神社を見つけよう!

自分の魂の所属からすると『瀬織津姫の神社を探せばいいかな?』と思いましたが、 瀬織津姫の存在は隠されている為、秋田でお祀りしている神社を探すのは困難でした。

 

代わりに同じ存在である弁才天の神社を探してみましたが、

「神社よりも弁才天を祀っていたお寺跡地の池が良いよ。」

と教わり、皆でそこへ行く方向に進みました。

 

「確か、あの辺りに鬼子母神も祀られていたよね?鬼子母神を通って池の方へ行くのかな。」

 

「あった気がするけど、池とは微妙に場所が違う気がする。」

 

とKさんとマトが話し合います。どうやら場所の位置がうろ覚えの様子。

するとTさんが、

 

「ねぇ、鬼子母神って名前も独特だよね。鬼はとおりゃんせの歌詞にあったよね。

[鬼神さまの細道じゃ ]って。これ、鬼子母神の気がする…」

 

と言いました。マトは何やら考え込み、

 

「もしそうなら……鬼子母神の方から池には行かないように。

池へは違う道から入れた気がするから。」

 

と言いました。

 

 

翌日1月8日、弁才天跡地を目指して出発です。

 

「多分この辺じゃないかな?」

 

Kさんが心辺りのある場所へ車を止めました。

 

マトが、

「何となく違う気がする」

と言いました。

 

どうやらKさん曰く、

「鬼子母神の方へ来ちゃったかも。」

とのこと。

 

「え?鬼子母神に来ちゃったの!?」

 

「どうだろう?…でもこっちからも行ける気がするし、ちょっと歩いて様子を見に行ってみようよ。」

と、KさんとTさんが歩き出します。

 

私も『まぁ行くだけ行ってみよう』と思い、二人の後を付いて行こうとすると、マトに止められました。

 

「そっちは多分違う。戻っておいで!」

とマトが声を掛けますが、二人共行ってしまいました。

 

仕方が無いので暫く待っていると、

「こっちは違うみたい。」

と言いながら、二人が戻ってきました。

 

「だから行ったじゃないか。早くここを去ろう。」

 

皆で車に戻りました。

 

「もう一つ下の方の道だと思うけどな。」

 

マトが案内をしながら進むと、鳥居が見えてきました。

車を止めて中へ入ると、目的地の池がありました。

 

「こっちが正解のルートだね。よかった^^」

 

無事目的地へ辿り着き、皆で写真を撮ったり、池を眺めて満喫しました♪

 

マト曰く、「この岩が本来祀っているもの」だそうです。

まるで亀の甲羅みたいです(^‐^)

 

↓綺麗な光の写真…なのですが、実は妖精ちゃんが写り込んでいたりします。

 

↓ココです♪丁度後ろに居る私の頭を撫でてくれてるみたい♡

 

 

◆*◆*◆*◆*◆*◆

 

 

暫く経ってから、マトが当時の状況を教えてくれたのですが…

 

「あの時、皆様子が変だったよ。

前日あれほど鬼子母神へ近づかないようにと念を押したのに、どんどん進んで行こうとするから。

今回の【とおりゃんせ】のメインはマドだから、とにかくマドだけは行かせちゃ不味いと思って、慌てて止めたけど。」

 

ああ、そうだったのですね。ノコノコ付いて行こうとしてました(^‐^;)

 

「自覚がないみたいだから言うけど、あの時危険な状況だったよ。

【とおりゃんせ】の二番にあったでしょ。

 

ここは冥府の 細道じゃ

鬼神さまの 細道じゃ 

ちっと通して 下しゃんせ

贄のないもの 通しゃせぬ 

 

天神の細道に対し、冥府の細道とは黄泉へ繋がるルートだよ。

それから[贄]

あのまま進んでいたら、マドは魂抜き取られていたかもしれないよ。」

 

ええ!?またそんな怖い事言う…(‐_‐;)

 

「僕は真面目に言ってるんだよ。

鬼子母神とは母子の神だ。産道とも捉えられる。

 

この子の七つの弔いに 供養を頼みに参ります 

生きはよいよい 還りはこわい

 

一番目の歌詞は[帰り]だったのに、二番目は[還り]

つまり一度死に、再び産道を通って生まれ変わり蘇る(黄泉還る)。

 

魂を抜き取られても肉体が死を迎えるとは限らない。

魂との繋がりが薄く、心と体だけで生きている者もいる。

ただ、魂の無い肉体には別の魂が入り込む余地がある。

魂の入れ替わりが起こるんだ。

本人は全く気付かないまま、別人(人格が変わる)になる可能性もある。

まぁ前例を見た事がないから、あくまで推測だけど。」

 

私の魂が入れ替わってたかもしれない!?想像するとゾッとします…。

 

「でも多分、日常生活に支障はないと思うけど?」

 

だとしても、なんか嫌です(^‐^;)

 

 

実は結構危ない橋を渡っていたみたいですね…。

 

以上、【とおりゃんせ】体験のオマケでした。

 

 

 

 

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